「死ぬこと」を怖がる子供

私の子供もこういうところがあるのですが…、前に葬儀をさせていただいた時、参列していた子供に「おじいちゃん死んじゃったの…。死んだあとってどうなっちゃうの?なんだか死ぬのってとても怖い」ともじもじといわれたのを思い出します。

いつも身近にいた人が、動きもせず、話すこともしないで横たわっているのです。子供としては、これは本当に怖いことなのでしょう。

対して私たち大人は、死ということについて考えたりするのでしょうか?考えたとして、怖いと思うでしょうか?

自分を振り返るならば、あまり考えずに、否、考えようとはせずに毎日を過ごしているように思います。死の恐怖についても同じようなものです…。皆様はどうでしょう?

思うに、死に対して恐怖を感じるのはごく自然なことではないでしょうか。死というのは、自分がこの世からいなくなるということ。つまり自分という存在がいなくなることに恐れを感じるわけです。

子供は怖いとおろおろします。しかし大人である私たちは、遠ざけます。見ないふりです。きっと大人でも自分がこの世からいなくなると考えるならば、子供と同じように怖くなってしまうからでしょう。だからみんなで、社会で見ないふりをする。

でも死は100%やってきます。いつかはその時を迎えるのです。

だから良く考えないといけないのかもしれません。怖いものだと受け入れなければいけないのかもしれません。逃げずに、きちんと。

死は怖い、そしていつか自分もその時を迎える。このように向き合うならば、今生きていることがとても貴重なことだと思えるようになるのでしょう。命の大切さ、生の貴重さに気づくのでしょう。

昔から、光があれば影がある。影を見れば、必ず光があるといったそうです。生と死はこの光と影の関係。死を怖いと思うことで、生きている今がますます光り輝くのでしょう。

今月・来月はお盆の月です。亡くなった方々を弔う大切は期間です。これらの方を弔いつつ、死について、そして生の素晴らしさについて思いを馳せていければと思うのです。

コロナがまた強くなってきました。しかし家族でお墓参りだけはしていただけたらと願うものです。こんな時期だからこそ、尚更に!!

最後までお読みくださり、本当にありがとうございました。