親の死、ドタバタ顛末記 | はじめに

昨年暮れ、母が突然他界しました。

坊主として、人様のお葬儀に関係させていただくことはそれなりに在りましたが、本当に身近な存在を亡くすという経験は、高校生の頃に父を亡くした以外ありません。もう30年以上も前の話です。そして父の時は、母がもろもろを行いましたので、自分では何もしなかったのです。だから正直、自分が中心となって経験したものではありませんでした。

自分が中心となり、身内の死を体験することが、どれほどのことか…、本当に思い至っている次第です。そして今まで関係してきたお葬儀で出会った方々の辛さ・悲しさ・大変さを我がこととして少しは感じることが出来るようになったのではないかと思う次第です。

これから不定期ですが、私が経験した「母の死後についてのあれこれ」を書いていきたいと思います。手続きやら、弔いのことやら、本当にやることが様々です。母の死後、いろいろなことをやりながら、私が感じた事や弔いについての話を交えて書き留めていこうと思っています。

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