ドタバタ顛末記 : やること

一人の人間が、人生を終えると、その事実を様々な所に知らせなければいけません。人間は、本当に社会的な生き物なのですね。 わたしがまずやったことは、母の死亡を年金事務所に伝えたこと。葬儀屋さんからもらった死後の手続きのパンフ 続きを読む ドタバタ顛末記 : やること

其心安如海 : その心安きこと海の如し

法華経の中に出てくる経文です。仏様の心のあり様を表したものと私は理解しています。 仏様はいつでも広い心持で人々と接することができる。例えるならば海が全ての河川の水を流れ入れるようだというのです。決してあの川の水は汚いから 続きを読む 其心安如海 : その心安きこと海の如し

ドタバタ顛末記 : 水子地蔵さまへのお祈り

当教会の玄関前には「水子地蔵」がお祀りされています。 亡くなった母は、法華経の篤信者でした。毎朝、水子地蔵地蔵様の前で、お経を読み、お題目を唱えて、水子(見ず子=この世に生まれてこれなかった生命)の供養をしていました。 続きを読む ドタバタ顛末記 : 水子地蔵さまへのお祈り

四十九日までとその後の供養

宗教・信仰というものは、個人的な気持ちの部分が多々あります。どういうことかというと、自分はこう信じている。自分はこう信じているなど。一人一人、皆、信じるところが違うわけです。 私は供養というものは「人が亡くなってから四十 続きを読む 四十九日までとその後の供養

ドタバタ顛末記 : 慶弔はお互い様

どこで知ったか忘れましたが、葬儀の平均支出額は200万円なんだとか。大変な金額です。死がある日突然やってくるものだとすると、なかなかすぐに工面できる額ではありません。 私の場合も、終わった後調べてみると、この平均額に近い 続きを読む ドタバタ顛末記 : 慶弔はお互い様

初聞仏法 遇便信受

法華経の中にタイトルの経文があります。 「しょもんぶっぽう ぐうべんしんじゅ」と読みます。訓読すると「初めて仏法を聞いて、たまたま(遇)すなわち(便)信受す」です。 初めて仏様の教えを聞いて、何の違和感もなく良いものだと 続きを読む 初聞仏法 遇便信受

ドタバタ顛末記 : その日、が来た

母が亡くなって、四日後、その日が来ました。 午前までは、いつも通り。午後に入って、支度を開始。 式の二時間ほど前、葬儀屋さんが来てくれて、母を会場へ送り届けてくれました。家にいたものが、式場へと。なんだか変な気持ちです。 続きを読む ドタバタ顛末記 : その日、が来た

ドタバタ顛末記 : 死者のための宗教儀式は大切だ、と信じてます

坊主をしていますから、通夜葬儀といった死者のための宗教儀式に普通の人より多く携わります。 昨今では、この儀式をいらないという方も多くなっているようです。 私は、坊主ということもあるでしょうが、母を亡くした経験からも大切だ 続きを読む ドタバタ顛末記 : 死者のための宗教儀式は大切だ、と信じてます