ドタバタ顛末記 : 慶弔はお互い様

どこで知ったか忘れましたが、葬儀の平均支出額は200万円なんだとか。大変な金額です。死がある日突然やってくるものだとすると、なかなかすぐに工面できる額ではありません。

私の場合も、終わった後調べてみると、この平均額に近い額の支出がありました。

でも母の知り合いに声をかけたことで、支出の半分まではいかなくとも大きな助けとなりました。

声をかけることで、母の死を知ってもらうこともでき、その上、助けてもいただけるのです。

遠方の知り合いに声をかけるのをためらうことがあります。また故人の知り合いであり、自分(喪主)は知らないというケースもあります。

私はこんな時でも、声だけはかけておいた方がいいと考えます。後後、死を知ったというのは何とも悲しいものですから。喪主の役目の一つは、故人の死を故人の生前の知り合いに知らせることだと私は思っています。

声をかけるだけかけておいて、儀式に来る来ないはその方の判断です。声をかけると迷惑ではと考えるより、声だけはかけて、故人の死を知らせておこう。このように思う方がいいと私は考えます。

声をかけておけば、支出の面の他、いろいろな面で助けていただけます。結局、慶弔というのはお互い様なのでしょう。自分の時は助けてもらい、他の人の時は助ける。

このように思っておけば、儀式の支出にたいする不安も少しは減少するのではないでしょうか?

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