一人の人間が、人生を終えると、その事実を様々な所に知らせなければいけません。人間は、本当に社会的な生き物なのですね。
わたしがまずやったことは、母の死亡を年金事務所に伝えたこと。葬儀屋さんからもらった死後の手続きのパンフレットに「14日以内」に知らせることと書いてあったからです。
14日とは、あまりにも短いと感じました。何故かというと、死という事実が発生してから葬儀までは本当に忙しく動くことになります。そして葬儀というのは一般に死後一週間近く経ってから行われます。14日(二週間)の内、一週間はなんやかんやと手が回らなかったのです。
ただやることは簡単です。年金事務所に電話して、故人の死を伝え、年金番号を知らせるだけ。こうしておくと、向こうで書類を作成して送ってくれます。それに記入して送り返せば終わり。ものの10分くらい電話すれば済みます。忙しい中ですが、少しでも手が空いたならば、済ましてしまうことをお勧めします。忘れてほったらかしにしてしまうと、ある時、年金不正受給などとなってしまうかもしれませんので。