神も仏もありゃしない、というけれど…

例えば、空気。

地球上に充満していて、これがなければ生きていけないけれど、普段、気にすることはほとんどありません。

私たちは、目に見えないもの、感じないもの、そしてあまりにも自然に常に存在するものを通常意識できないのかもしれません。

ましては、神様や仏様といった宗教的存在なら尚更でしょう。

これらの存在にお願いして、お祈りして、助かったという経験をした人はそれほど多くないのかもしれません。

自分がつらい時、大変な時に助けてくれないのなら…。こう思うのが人情でしょう。

でも、神様も仏様も信じるから存在するのです。信じなければ、縁は結ばれません。居ないも同然だと思います。

では信じれば、助けてくれるのか?

残念ですが、助けてくれません。

ただ仏神が見守り導いてくれるから絶対大丈夫と前を向いていけるようになるだけです。このようになって、自分自身で物事を解決するのです。

誰かに見守られ導かれているから絶対に困難を乗り越えられる、良い方向に進めると信じていけるようになる。

これが信仰することの一つの効果だと考えます。仏神をあがめる理由だと考えます。

だからいる・いないではなく、いると思い、見守られ導かれていると思えるよう、仏神という宗教的存在を活用していきたいものです。

だって未来のことは分からないのでs。このような世界にお互い生きています。先の分からない不安があるからこそ、大丈夫と思えるように仏神の存在を信じられたらと思うのです。

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