懐、広く

今日から3月。

時の流れは速いものですね…。

ということで、

本日は

お経をたくさん読む日

法華経を朝から読んだのでした。

法華経の中に

清浄となった心身には

すべてのこの世の事象が

現れる

とあります。

清浄と聞くと、

なんだか

良いこと

正しいこと

と思いがちです。

しかし

法華経はこのように説いていないと思うのです。

法華経では

清浄な心身を手に入れたならば、

悪いことも

不正なことも

劣ったことも

ありとあらゆることが

自分の中に内在しているのだと

分かるというのです。

考えてみれば当たり前なのでしょう。

完全なる善人も

全き悪人も

いないのですから。

要は

自分というもの

周りというものを

きちんと見れるようになったことを

清浄と表したのではないかと思うのです。

奇麗なものも

汚いものも

自分の中に混在している。

この状態こそ

自分のありのまま

つまり

清浄

なのだと。

清浄になれれば、

きっと

もっと

心広く、

おおらかに

懐広く、

周りに接せられるようになるのでしょうね。

・・・

私は、本当にまだまだまだまだ…、ですが…。

お経を読んでいて、こんなことを思ったりしたのでした。

0
0