とても難しい。
こう思う次第です。
お経を読む
お題目を唱える
これらのご修行はとても意義あることではありますが、
やることとしては、それほど複雑ではありません。
だからでしょう…か…、
慣れてくると、
別なことを考えながらでもできてしまうのです。
声ではお経やお題目を唱えているが、
頭の中では…。
という状態になりがちです。
お経にこれを
懈怠(けだい)
と説いています。
懈怠とは、専心になれないことです。
そのことにだけ集中していない状態をいいます。
ご修行は、この懈怠を戒めつつ行うべきだともあります。
確かに懈怠しないようにと、
自分を戒めつつ行うお勤めは
終わった後、大変疲れますが、
清々しい気持ちになるのです。
これが本当のご修行なのでしょうね。
なのに…、
私は…、
本当のお勤めがなかなかできない…未熟者のようです。
懈怠を戒めつつ、
お勤めをしていきたいと思う次第です。