人は変わるものです。
早々変わるものではないという方もいらっしゃいます。
しかし
根本は変わらなくても
何かが変わっていくものだと思うのです。
否、思いたいのです。
だって、
生きるという事は、立ち止まってはいられないということですから。
自分の環境変化などに影響を受け、
変わらざるを得ないものです。
すると、
生きている人間を
あの人はああだ、こうだと
簡単に判断するのは危ういと思うのです。
例えば、
清水の次郎長という親分は、
若いころはずいぶんと悪さをしていたようですが、
年を取った後は、
社会福祉にかなり力を入れたといいます。
若いころの行いで判断すると、悪そのものです。
でも最後まで見ると、そうとばかりは言えません。
人は変わっていくもの。
生きている間は変われるもの。
評価は、その方が亡くなった後でいい。
自分の中にある好き嫌いなどの感情をどうにかしつつ、
このように思って(信じて)いきたいものです。