お盆もあと少し

明日16日の午前中に、

送り火を行います。

お盆は今日までですが、

ゆっくり帰って下さいと

16日に送り出すのです。

迎え火は12日の夕方

送り火は16日の朝

ご先祖様を大切にする

日本の良き伝統だと思っています。

お盆の期間には、

棚経というものをおこないます。

菩提寺の僧侶が

檀家様の各家を周り、

盆棚の前で読経するのです。

皆様のご自宅では、棚経されているでしょうか?

当教会でも

ご依頼いただく方が

めっきり減りました。

このようなものを

儀式だからやらなければと考え行うと、

その儀式に意義を見出せなくなると

やらなくなってしまいます。

難しいものです…。

ご先祖様がいらっしゃるのだ。

でも霊魂という存在だから

子孫が直接何かすることはできない。

でもどうにか報恩感謝をしたい。

こう考えた時、

儀式が意義を持ってくるのではないかと思うのです。

儀式をやらなければいけないこととしてしまうと、苦しくなります。

直接何かできない、でも何かしたい。

こう思った時、儀式を行うことで、これらの欲求が満たされることになるのだと思うのです。

宗教は心の問題。信心の問題です。

どう思っていくのか。そしてその思いをどう表現するのか。

こう考えた時、儀式も役立つのだと、私は思うのです。

ご先祖様はいらっしゃる。

まずはここからですね。

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