clean と clear

最後の文字が違うだけのこの英単語。

どちらも「きれいにする」という意味のこの英単語。

でもネイティブには、はっきりとした違いがあるそうです。

cleanは、汚れをきれいにする

clearは、いらないものをすべて取り除く

といった意味になるそうです。

さて、昨日書いた二元論の続きです。

二元論では、この世はどう頑張ったって、あの世にはかなわないのです。どんなに良くしようとしても、そして良くなったとしても、あの世の方がはるかに良いものなのです。

見たことも、行ったことも、帰ってきたという人もいない、あの世…。これが二元論では、この世よりはるかに良い世界なのです…。

皆様は、これをどう思います?

私は、納得できません!

誰もが、「最低限は生きていける」という環境が整っているこの世。悪いことをしたからとこの環境を奪われることはありません。奪うのは人間が定めたルールです。この世ではありません。この世は、こういった意味から、誰にでも平等です。

この世が、まだ見ぬあの世より劣っているといえるのでしょうか?

もしこの世が悪いものとして現出しているのならば、それは私たちの行いの結果とみるべきです。

素晴らしいこの世を汚し、いらないものを積み上げているのでしょう。

だからclean,clearを心がけ、出来る範囲でこの世を元の姿にしていく。

この使命を負ったのが、私たち、ご本佛の弟子。この世に生まれ、生き、死んで、またこの世に生まれ変わる。この輪廻を繰り返しながら、この世を元のご本佛の世界に戻す修行をしているのだと、

このようにご信者様に伝えるのがお題目信仰です。

この頃は断捨離というものがはやっているようです。いらないものは持たないという生活スタイルかと。これに近いのかもしれませんね。

…なかなか実行するのは難しいですが…。

私は、業が深いのでしょうか…。

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