一切諸賊(いっさいしょぞく)の中に懈怠(けたい)の賊に過ぐはなし
智度論(ちどろん)という仏教古典からの引用です。
賊とは、煩悩とか罪障とか欲とかのこと。自分を悪くするもののことです。
この中で懈怠が一番悪いとのこと。
懈怠とは、怠けること。一生懸命にならないこと。
私たちは皆だれでも一人。一人だからやれることには限りがあります。
だからこそ、これをやると決めたら、懈怠してはいけないというのです。決めたことを一生懸命やらないならば、自分がより駄目になると。
厳しい言葉ですが、その通りなんでしょうね…。
自分で決めたことには、懈怠せずにいたいものです。