秋のお彼岸が近いこともあり、日曜日に家族で、我が家の墓参りに行ってきました。
当教会は、お寺ですが…、お墓がありません。
そこで家族のお墓は霊園墓地にあるのです。一般の方々と同じですね。
車で早くて30分といった距離にあります。毎日お参りできる距離ではありませんが、それほど遠いわけでもないので、できれば一か月に一回、無理ならば数か月に一回は家族総出でお参りするようにしています。
お墓が遠くにあってなかなかお参りできない方々よりは恵まれているのでしょう。
最近は、お墓離れもすすんでいるようです。
お墓というのは、この世を去った後、この私の魂が一端休憩に帰る場所と考えています。この帰る場所には、私をこの世に誕生せしめた存在、生きている時共に過ごした存在、様々な関係を持った存在の遺骨が納まっています。
これが嫌という方もいらっしゃるでしょう。死後まで一緒は嫌だと思う方もいらっしゃるでしょう。
家族間、親子間の関係があまり良くなかったならば、嫌だと思うのも分かります。このようなご相談を受けることもありますから…。
ただお墓は故人の魂が次の生に進むために一端帰り着く場所だと考えていきたいのです。次の生へ進む魂の休憩所だと。
このように考えることで
遺族にとってはお参りする場所
本人にとっては次の生への通過点
となります。
せっかく安くない金額を出して手に入れたお墓です。考え方を変えることで、本人・遺族両者にとってお墓が活用できるものにしていきたいものです。
遺骨を納める場所であり、
魂は今生から解放され、次の生に進むための休憩所
だと!!
信じ方の問題なのですが…。ご参考までに。