無量義経も最後の十功徳品に入りました。
まだまだ先は長いですが…、ゆっくり自分のペースで進めていきます。
今日は、十功徳品の中の第一番目の功徳までをアップしました。
日本に伝わった仏教は、中道・空、因果を根幹にできていると理解しています。
中道・空というのは、簡単に言えば曖昧。曖昧というと、なんだか優柔不断のようですが、全てのもの善く理解しようという気持ちの在り方でしょう。仏教用語では慈悲にあたるではないかと考えています。
因果というのは、法華経・お題目信仰においては、どんな行いにも必ず責任が伴うということです。光があれば影が出来るように因果は一体です。
因果をきちんと見極められるようになり、慈悲の心で周りと接する。
これが仏教が説いている理想の人格(=仏様)なのではないか?こう思うのです。
経典はこのような視点を手に入れるための知恵が詰まっている。こう思って読んでみるといいのかもしれませんね。
…言うは易し。行うは難し。
まだまだ、まだまだ言葉だけの私ですが…。