信解品第四

概要

譬喩品が説かれ、方便品の教えがたとえ話(三車火宅)として再度説かれました。

このたとえ話を使った説法により、智慧第一と称される舎利弗尊者以外の、久しく修業を積んだ大弟子たちも教えの内容を理解しました。

信解品では、大弟子たちが自分たちの理解が合っているか仏様に尋ねるためにたとえを使って理解したところを述べています。

譬喩品のたとえは仏様からの例え話。信解品のは仏様の教えを聞いた弟子たちからの自分たちの理解が間違っていないか確かめるための例え話です。

有名な長者窮子(ちょうじゃぐうし)というたとえ話です。