この世は天文学的確率で出来上がった奇跡の世界かも…

ご信者様から宝くじを当てたいとのご相談…。

そんな力もない私…、正直困ってしまいました。当たるようにお祈りをしましょうとは言いましたが…。

こんな困った案件をいただき、宝くじについて興味を持ったのです。いったい宝くじの高額当選ってどれくらいの確率で起こるのかな?と。

インターネットを使い調べてみると、同じような疑問を持った方がたくさんいるんですね。大事なお金をつぎ込んでいいのかと思っているからでしょう。

一等高額当選の確率は、2000万分の1だとか。良く例えに出る東京ドームで換算すると、

東京ドーム最大キャパ:55000

20000000 ÷ 55000 = 363.63…

となります。

つまり東京ドーム363個分を満席にした中から、たったの一人!!

これが宝くじの高額当選の確率ということになります…。

この確率をどう考えるかですね…。

ここで終わらないのが当教会。凄い確率だなと驚愕しつつ、では私たちがこの世に生まれてくる確率はどうなんだとふと考えてみたのです。

男女の営みがあって、新しい生命が生まれてくるわけです。そこで一回の射精で放出する精子の数ということから生命の誕生を考えてみると、

一回の射精で放出する精子の量:1億個~4億個(個人差あり)

多胎児妊娠の数:世界で報告されているのは最大15人(すべてが死産だったそうです)
        普通に考えられるのは5人といったところでしょうか?

ここでは日本にもいる五つ子をれいにすると、

1億 ÷ 5人 = 2000万

4億 ÷ 5人 = 8000万!!

精子の量の少ない見積もりでも2000万。宝くじの高額当選と確率が一緒です!!!!

4億になると…、8000万!!!!!!!!!

私たちがこの世に生まれてくる確率は、精子の量から考えていくと2000万~8000万分の一(多胎児5人として)と、これこそ天文学的確率です。

多胎児という数の少ない例で見ても、2000万~8000万分の一なのです。普通は一回の妊娠で一人生まれてくるのが多いはず。一人と考えるならば、精子の数がそのまま確率となるわけです。

1億~4億分の一!!!!

私たちがこの世に生まれてくる確率です…。宝くじなど全然及ばないほどの天文学的な確率だと私には思えるのです。

この世は、以上ような天文学的確率により生まれてきた存在で満たされているということ。私たちが日常目にしているすべてのものは、奇跡の結晶といってもいいでしょう。

このような奇跡の世界が、地獄である訳がありません。宗教では、来世に救いを求めるものも多いですが、この奇跡の世界の他にもっといい世界があるとは思えないのです。

当教会が信奉する法華経は、この世界こそ仏様が常にいらっしゃる素晴らしい世界だと説きます。以上のように、私たちが生まれてくる確率を見てくると、この教えが説いていることがなるほどとうなずけるのです。

どうしてこの素晴らしい世界で、日々善からぬことが起こるのでしょう?

きっと私たちが奇跡的に生まれてきたという事実を失念しているからだと思うのです。この世の存在は皆奇跡の結晶。すべてが宝物なのだと信じるならば、自分だけでなく周りをも大切にしていくようになるはずです。自分にとって思い入れのある(価値のある)持ち物は大切にするはず。奇跡的な価値を見出すならば、同じように大切に接するようになるのではないでしょうか。

この世と私たちという存在。ここをどう定義するかはとても大切だと思います。宗教はここを示すものだと思っています。

宝くじのご相談をいただき、こんなことを考えてみたのでした。少しでも私が書いたことが皆様に伝わるとうれしいです。

最後までお読みくださり、本当にありがとうございました。