旧暦でいうと、12月31日、大みそかにあたります。
一年の最後の日に、今年一年の悪い心(鬼)を祓おうというわけです。鬼を追い出して、新しい一年を気持ちよく始めようと!
鬼の反対は神です。
悪い心と良い心といった意味になります。
どちらも実在するものではなく、私たちの心の状態を表したものなのです。
つまり鬼を祓うということは、自分の一年の行い・心持を反省するということです。
豆をまく儀式をするのは、豆という漢字が「トウ」と読み、倒・討・遠などに通じ、悪いものを倒し遠くに追いやるという意味を連想させるからです。
伝統的な考え方とは違うかもしれませんが、私はこのように思っています。こういうものは正しい答えがあるものではないと考えます。自分がどうとらえ、そして活かすかが大切だと。
旧暦はいまだに気学などでは重視されています。つまり2月4日からが本当の意味で新しい年の運勢が始まるのだと。
普通の大みそかと節分。
日本には二つも心を改める機会が用意されている!
こう思うことにしています。
豆を買ってこないと!!