日本は、言霊の国というそうです。
発した言葉に霊が宿るという意味なのでしょう。
確かに、ある人からの言葉を聞いて、何かを思うというのは一般的なこと。当たり前のこと。
先日、子供がゲームをやっていて「死ね、死ね」と言っていたのです。敵と戦っていたのでしょうね。
ただあまりに頻繁に、簡単に言うので、叱りました。
子供は…という反応。きっと何がダメなの?ということなのでしょう。
でも死ねって言葉は、とても強い言葉です。言っていい言葉ではないはずです。
だって命は一つ。替えがないのです。ゲームとは違うのです。
この言葉の意味は、「この世からいなくなれ」ということです。
「いきているな」という意味です。
このような霊を宿し、相手に伝わるのです。
だから、とてもひどい言葉。
安易に使ってはいけない言葉。
言葉には霊が宿るのです。聞き手はこの霊を感じるのです。
どうせなら、聞き手に良い霊をかんじさせる言葉を発していきたいものです。
日本は言霊の国。言葉には霊が宿るということ。しっかり伝えていきたいものです。