と聞くと、
幽霊などを思い浮かべる人が多いことでしょう。
でも
ここでは
記憶
と思っていただきたいのです。
この霊
時に
ガチガチに
ごりっ、ごりっに
固まってしまいます。
どういうことか?
過去に何か嫌なことがあったとします。
そうすると
誰でもその苦い・嫌な記憶を持ちます。
でもこれが度を過ぎることがあるのです。
度が過ぎると、
あの時
ああだったから
今の自分はこうなのだ。
と今の自分を軽しめるようになってしまいます。
また
過去の栄光というものも
度が過ぎることがあります。
自分は昔すごかったのだ。
だから今のこの状況には納得できない
自分はもっと注目や尊敬を集めてしかるべきだ
絶対おかしい、理不尽だと。
度が過ぎた
過去の記憶(霊)は
私たちの今に悪さをします。
今を正しく見れない、否、(無意識かもしれませんが…)見ないのです。
これが悪霊というもの。
仏教は中道というものを説きます。
中道とは
偏らない
ということ。
何事も
過ぎたるは猶及ばざるが如し
ということです。
過去に過度に縛られることなく、
今の自分を大切にしていきたいものです。
今の自分の行い・思いは
これからの自分に繋がっていくのですから。
過去がどうあろうと!
悪霊退散!!!
過去のことに過度にこだわっていないか?
こう自省してみるのが
一番の悪霊退散だと思います。
一度悪霊が現れると
なかなか手ごわいですが…。
すこしずつ
少しずつ
振り返って
時間をかけて
清算していくと
良いと思います。
お題目を唱えながら!!