タイトルの言葉は、日蓮大聖人の著書「立正安国論」の中の言葉です。
日常生活でも活用できる考えだと思うので、ちょっと書いてみます。
寸心…、
ほんのちょっとの心持
といった意味でしょうか?
この寸心を改めるだけで、
物事の見え方がずいぶんと変化するといいます。
具体的には、
今まで苦手で嫌いだった人の
別の面を見ようとしてみる
といったことです。
嫌だから、近づかないではなく、
別な面はないかと観察するようにすると、
人間は誰でもいろいろな面を持っているものですから、
好ましい部分も見えてきます。
こうなると、不思議なもので
嫌いという感情が、
過去形になったりするものです。
寸心を改める。
ほんのちょっとしたことでしょうが、
大切なことだと思うのです。
私たちは、まるっと、全てを変えなければいけない存在ではないのです。
ほんのちょっと考えを変えてみる。
これだけでいいのだと思うのです。
そうすると、
見え方が変わり、
いずれ
環境も変わってくるのだと思うのです。
寸心を改めていきましょう!