思い込んだら、

その思い込みをなかなか変えられないものです。

私は今、書籍を使ってpythonというプログラミング言語を勉強しているのです。

あくまで、趣味を出ない範囲ではありますが…。

このプログラミング、

たった一文字間違っても

動かないのです。

コンピューターが、うまく私のミスを理解して、直してくれるなんてことありません。

だから

ずらずらッと

本にのっているプログラムを

一生懸命

書き写したのに…、

動かない!

書籍とにらめっこしながら、

頭から確認していき、

間違いに気づき、

今度こそ!

と動かしてみると、

またダメ…。

何度も

何度も

こんなことが続きます。

すると、

自分には、プログラミングなんて無理かなという気持ちがわいてきます。

どこが間違っているのか?分からないのですから…。

だからもうほったらかしにしてしまいました。

・・・・

何日か経って、

気持ちがもう一度となり、

調べなおすと…、

たった一文字のスペルミス

これだけでした…。

プログラミングには、

エンコードとかいう

文字を解釈するルールがいくつかあるのです。

ふつうは、UTF8というものを使うのですが、

このプログラムでは、

勉強のためあえて

別なルールEUCというものを使っていました。

このEUCを

私はENCと

間違って記憶していて、

何度見ても間違いに気づけなかったというわけです。

UとNのちがい、

たったこれだけです。

これを思い違いして、

さらに

Nだと思い込み、

頑として正しいとしていたから

プログラムは動かなかったのです。

思い込みって、とても怖いですね。

お題目の教えでは、

この世はすべて

である。

分からないのだと説きます。

これはいろいろな面を持っているということです。

思い込むと、

そのものが持つ多くの面(妙)に気づかず、

勝手な解釈をしてしまうことになります。

一度立ち止まり、

本当にこれだけか?と

自身に問うこと、

それでも思い込みが消えない時は、

一度、

思い切って

別なことをしてほとぼりを覚ます。

こういうのも必要かもしれませんね。

プログラミングならば、

うまく動いてくれないだけですが…、

些細な思い込みから

重大事件に発展することだってあるのでしょうから、

気を付けていきたいものです。

さてさて…、

プログラムはとても難しいですね。

果たして、できるようになるのかどうか…。

このような不安(これも思い込みといえるかもしれませんね)が

なかなか消えず、今はゆっくりゆっくり気が向いたとき、勉強をしている次第です。

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