お題目の唱え方を書いてみます。
お題目とは、
南無妙法蓮華経
のこと。
このお題目を唱えるのが、
当教会の信仰、修業です。
まず
南無と唱え、一拍あけ、
妙法
蓮華
経
とそれぞれ半拍くらいあけて
唱えたいのです。
そして
南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経・・・・と
息の続く限り唱えるのではなく、
一遍ずつしっかり丁寧に唱えたいのです。
つまり
南無 (一拍) 妙法 (半拍) 蓮華 (半拍) 経(一拍、息継ぎ)
と一遍ずつ唱えるのです。
南無は、忘れませんと誓う事。
妙法は、この世の姿は善悪が混ざり合った玉石混交の世界であるということ。
蓮華は、私たち人間は、妙法の世界に根差して生きているということ。
経は、妙法蓮華は、この世が玉石混交の世界であり、私たちはここでしか生きられないとした上で、それでも泥沼の上の蓮華のように美しく、真っ当に生きる方法を示している経典なのだということ。
南無妙法蓮華経と唱えるわけは、以上のように自分は生きていきたいと願い、努力すると仏様にお誓い申し上げること、となります。
仏様に対して、誓いを立てるといったことです。
毎日、繰り返し、声に出して唱えることで、
心の奥底にもこの誓いを深く刷り込むのです。
自己暗示ともいえるかもしれませんね。
そして刷り込まれた誓いを指針として、
誓いに適った生き方を
個々人が自分に最も適した形でするようになれば、
この世はより良くなるはずなのだ。
こう説いたのが大聖人だと理解しています。
有縁方々、どうぞ毎日のお題目修行をご継続くださいませ。