仏教によるとこの世は諸行無常の世の中です。
すると絶えず変化しているという事になります。
変化を続けている状態のものを
ああだ、こうだと評価することはできませんね?
つまりこの世に存在するうちは、評価が下せないということになります。
私たち人間も然り。
今仮に
良い人、悪い人と評価されている人がいたとして
この人々が最後までこのままかはわかりません。
諸行無常ですから!
諸法無我ですから!
結局、私たちの人生が評価されるのは
私たちがこの世を去ってから後の事。
自分で評価するのではないのでしょう。
後々の子孫が、彼らの人生を通して評価してくれるのでしょう。
だから私たちは、自分がどうと考えず、
後々に繋がるように生きていく。
これが仏教的な一つの回答なのかもしれないと思うのです。
長くても100年程度の人生で
何かを成し遂げられるほど
順風満帆でいられることは少ないでしょうから…。
自分の人生の結果は後々の人に預けておくのがいいの・・・かも・・・と。
まだまだ悩み多き私です…。