男の子は

ヒーロ物が好きです。

かくいう私も子供のころは、○○トラマンや仮面○○ダーなどに熱狂していました。

悪を倒し、正義を守る。

なんだかとてもすっきりしたものです。

ただこれはやはりテレビなどの中のこと。

現実に目を向けると、

絶対の正義も悪もないことに気づいてしまいます。

こうなると、自分の立場が正義であり、少しでも自分の正義を多く認めさせるように働くことになります。

相手が素直に妥協してくれればいいですが、そうでなければ争ってでも自分の立場をより多く認めさせようとします。

お互いがお互いに…。

力のあるものはよりこの傾向が強いように思われます。

…。

ヒーローなどいないのです…。

救世主なるものもいないのです…。

これらは幻想であり、

結局私たち普通のものがどうするか?なのでしょう。

絶対なるものがないとするならば、どれもが中途半端。パズルの一つ一つのピースです。どんなパズルの絵柄を皆が共有するかで、ピースの絵も変わってくるのでしょう。

ヒーローや救世主を求めるより、パズル全体の絵柄を私たち全員でどう思い描くか…、ここが重要な気がしています。

法華経では、この世はご本佛の世界、私たちはこの世界を実現するためにある一つ一つのピースとしているわけです。

平和の祭典・オリンピックも始まったことだし、ちょっと書いてみました。

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