已(すで)に大神通に度(わた)り四無礙慧を具し、衆根(しゅこん)の利鈍(りどん)を知って常に清浄の法を説き、是の如き義を演暢(えんちょう)して諸の千億の衆を教え、大乗の法に住せしめて、自ら仏土を浄め、未来にも亦無量無数の仏を供養し正法を護(まも)り助宣(じょせん)して、亦(また)自ら仏土を浄め、常に諸の方便を以て法を説くに畏(おそ)るる所なく、不可計(ふかけい)の衆を度して一切智を成就せしめん。
諸の如来を供養し、法の宝蔵を護持して其の後(のち)に成仏することを得ん。号(な)を名けて法明(ほうみょう)といわん。其の国を善浄(ぜんじょう)と名け、七宝の合成(ごうじょう)せる所ならん。劫を名けて宝明(ほうみょう)とせん。
菩薩衆、甚だ多く其の数無量億にして、皆、大神通に度(わた)り威徳力(いとくりき)具足して、其の国土に充満せん。声聞亦無数にして、三明・八解脱あって四無礙智を得たる。是れ等を以て僧とせん。
其の国の諸の衆生は婬欲(いんよく)皆已(みなすで)に断じ、純一に変化生(へんげしょう)にして相を具し身を荘厳せん。法喜(ほうき)・禅悦食(ぜんえつじき)にして更(さら)に余の食想(じきそう)なけん。