其の五百の阿羅漢、優楼頻螺迦葉(うるびんらかしょう)・伽耶迦葉(がやかしょう)・那提迦葉(なだいかしょう)・迦留陀夷(かるだい)・優陀夷(うばい)・阿ぬ楼駄(あぬるだ)・離婆多(りはた)・劫賓那(こうひんな)・薄拘羅(はくら)・周陀(しゅだ)・莎伽陀等(しゃかだとう)、皆、当に阿耨多羅三藐三菩提を得べし。尽(ことごと)く同じく一号(ひとつな)にして名けて普明といわん。
爾の時に世尊、重ねて此の義を宣べんと欲して、偈を説いて言わく
憍陳如比丘、当に無量の仏を見たてまつりて、阿僧祇劫を過ぎて乃ち等正覚(とうしょうがく)を成(じょう)ずべし。常に大光明を放ち、諸の神通を具足し、名聞十方(みょうもんじゅっぽう)に徧(へん)じ、一切の敬う所として常に無上道を説かん。故に号けて普明とせん。
其の国土清浄にして、菩薩皆勇猛(ぼさつみなゆうみょう)ならん。咸く妙楼閣(みょうろうかく)に昇って、諸の十方の国に遊び無上の供具を以て諸仏に奉献(ぶごん)せん。是の供養を作し已って、心に大歓喜を懐き、須臾(しゅゆ)に本国に還らん。是の如き神力あらん。