又、諸の如来の自然に仏道を成じて、身の色、金山の如く、端厳(たんごん)にして甚だ微妙なること浄瑠璃の中内(ちゅうない)に真金(しんこん)の像を現ずるが如くなるを見る。
世尊、大衆に在(ましま)して深法の義を敷演(ふえん)したもう。一々の諸の仏土、声聞衆、無数なり。仏の光の所照に因って悉く彼の大衆を見る。
或いは諸の比丘の山林の中に在って、精進し浄戒を持つこと、猶(な)お明珠(みょうじゅ)を護(まも)るが如くなる有り。
又、諸の菩薩の施・忍辱等を行ずること、其の数恒沙の如くなるを見る。斯れ仏の光の照したもうに由る。
又、諸の菩薩の深く諸の禅定に入って、身心寂(しず)かに動ぜずして、以て無上道を求むるを見る。
又、諸の菩薩の法の寂滅(じゃくめつ)の相を知って、各(おのおの)、其の国土に於て法を説いて仏道を求むるを見る。