菩薩摩訶薩八万人あり。
皆、阿耨多羅三藐三菩提において退転(たいてん)せず。
皆、陀羅尼を得、楽説弁才(ぎょうせつべんざい)あって、不退転(ふたいてん)の法輪(ほうりん)を転(てん)ず。
無量百千の諸仏を供養し、諸仏の所(みもと)において、諸の徳本(とくほん)を植え、常に諸仏に称歎(しょうたん)せらるることをえん。
慈を以て身を修め、善く仏慧(ぶって)に入り、大智(だいち)を通達(つうだつ)し、彼岸に至り、名称(みょうしょう)、普く無量の世界に聞こえてよく無数(むしゅ)百千の衆生を度す。
その名を文殊師利菩薩・観世音菩薩・得大勢菩薩(とくだいせいぼさつ)・常精進菩薩・不休息菩薩(ふくそくぼさつ)・宝掌菩薩(ほうしょうぼさつ)・薬王菩薩・勇施菩薩(ゆうぜぼさつ)・宝月菩薩(ほうがつぼさつ)・月光菩薩(がっこうぼさつ)・満月菩薩(まんがつぼさつ)・大力菩薩・無量力菩薩・越三界菩薩(おつさんがいぼさつ)・颰陀婆羅菩薩(ばつだばらぼさつ)・弥勒菩薩・宝積菩薩(ほうしゃくぼさつ)・導師菩薩という。
是の如きらの菩薩摩訶薩、八万人と供なり。