授記品第六

書き下し文

爾(そ)の時に世尊(せそん)、是(こ)の偈(げ)を説き已(おわ)って、諸(もろもろ)の大衆に告(つ)げて、是(かく)の如(ごと)き言(みこと)を唱(とな)えたまわく、

我が此(こ)の弟子・摩訶迦葉(まかかしょう)、未来世(みらいせ)に於(おい)て当(まさ)に三百万億(さんびゃくまんのく)の諸仏世尊を奉勤(ぶごん)して、供養・恭敬(くぎょう)・尊重(そんじゅう)・讃歎(さんだん)し、広く諸仏の無量の大法を宣(の)ぶることを得べし。

最後身(さいごしん)に於て仏になることを得ん。名を光明(こうみょう)如来・応供(おうぐ)・正徧知(しょうへんち)・明行足(みょうぎょうそく)・善逝(ぜんぜい)・世間解(せけんげ)・無上士(むじょうじ)・調御丈夫(じょうごじょうぶ)・天人師(てんにんし)・仏・世尊といわん。