薬王、我、余国(よこく)に於て化人(けにん)を遣わして其(こ)れが為に聴法(ちょうぼう)の衆を集め、亦(また)化(け)の比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷を遣わして其の説法を聴(き)かしめん。是の諸の化人、法を聞いて信受し隨順(ずいじゅん)して逆(さから)わじ。
若し説法者、空閑(くうげん)の処に在(あ)らば、我、時に広く天・龍・鬼神・乾闥婆・阿修羅等を遣わして、其の説法を聴かしめん。
我、異国に在りと雖(いえど)も、時々(ときどき)に説法者をして我が身を見ることを得せしめん。
若し此の経に於て句逗(くとう)を忘失(もうしつ)せば、我、還(かえ)って為に説いて具足することを得せしめん。