お経に

柔和質直者(柔和 質直 なる者は)

即皆見我身(即ち皆、我が身)

在此而説法(此に在って法を説くと見る)

とあります。

これがまたいい教え。

柔和質直とは、人の言葉をしっかり聞いて、その人の言わんとすることを自分の感情を入れずにそのまま理解しようとすることです。

こういう態度でいるならば、

経験したすべてが、

接したすべての人々が

自分を教え導く仏様となるというのです。

たとえ自分にとって、悪い出来事でもしかり。

どんな経験でも、自分をより良くする仏様の説法と感じられるようになるというのです。

信仰のゴールはここでしょう。

柔和質直となり、どんなことからも自分をより良くするヒントを得られるようになること。

これがゴールではないかと思うのです。

何かを批判するのではなく、それをありのままに見て、聞いて、自分にどう活かしていけるかと考えるようになる。

多くの人がこうなれれば、きっと素晴らしいでしょうね。

…難しいことですが、すこしずつ!

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