本当にずるいのだろうか…

私たちの生きる世界は、

相対の世界。

常に

なにかと

対比して

価値を決めています。

優劣

美醜

善悪

貧富

・・・

どうしても比べてから価値を決定してしまうのです。

すると…、

どちらの立場に立とうと

考え方次第で

ずるい

と思えてきます。

相手は得している

自分はこんなに苦労しているのに

ずるい、と。

相対の世界では、

常にこの気持ちをもつ危険性があるのです。

見えるところだけを見て

聞けるところだけ聞いていたのでは、

相対という対立軸は解消されない。

こう仏教は説いているようです。

つまり、ずるいと思う心がなくならないと。

解消するために、

多方面から物事を観察し、

早急に評価しないこと。

このように薦めています。

ずるいと思う気持ち、

少しずつでもなくしていきたいものです。

なくしていける自分になりたいものです。

0
0