所が違えば…

今日は13日。

この13という数字、

キリスト教圏では、忌み数になっていると聞いたことがあります。

諸説はあるようですが、有名なものには、キリストを裏切ったとされる弟子のユダが座った場所が13番目の席だったとか何とか…。

聖なる存在であるキリストを裏切った人が座っていた場所が13番目だから、忌み嫌われるようになったみたいですね。

日本では、4と9でしょうか?

4は死に通じ、

9は苦に通じるから。

私は親に12月29日には、新年の準備をしてはいけないと厳しく言われました。

29は二重苦に通じるから、と。

新しい年が二重苦とならないように、と。

言葉遊びのようですが、

意外とこだわる人も多いものです。

さて、

所が違えば

数字でさえ

好き嫌いが分かれるのですね。

こういう話を聞いたとき、

ああそうなんだ

と思うだけならばいいのですが…。

例えば、

犬を食べる文化とか

クジラ・イルカを食べる文化となると、

どうでしょう?

途端にもやもやが起こってくるのです。

数字やジェスチャーの意味付けの違いのように

ああそうなんだ!とは思えなくなるのです。

同じように

その場所で続いてきた

その場所ならではのものであるはずなのに。。。

嫌ならば、その場所に行かなければいいだけなのに、

間違いだといってしまう…。

改めよと言ってしまう…。

これ、どうなのでしょう?

こういう文化を持つことは間違いなのでしょうか?

こう思うのです。

私はなんだか、

多様性が叫ばれつつ、

許容する範囲を限定しているような気がするのです。

他を尊重するという事は、

どういうことなのでしょう。

なかなか難しい問題だなと

おもう次第です。

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