お通夜や葬儀をさせていただいたご信者様から「今日(通夜葬儀の日)まで何が何だか分からず、感情が置いてけぼりのような慌ただしさをすごした」などとお話しいただいたことがありました。
どこか他人事だったこのような言葉。今回、本当になるほど!と実感したのでした。
- 葬儀屋さんにお願いする
- 葬儀の日取りを決める
- 故人の知り合いに死亡の旨を伝える
- 僧侶に導師をお願いする
- 式場や返礼品などの手配
- (年末だったので)喪中はがきの手配
- 遺影の選択
- 花・供物などを親族・友人などにお願いする
- お焼香に来てくれる人への対応
- 故人の社会保障制度の差し止め連絡
- …などなど
思い出してみて、すぐに思い出せたものだけでもこれだけ。身近なものが亡くなったという気もそぞろな時ですので、やっぱり随分とやることが多いなと感じています。
最近では、大家族で生活している人はそんなに多くはありません。だから身内の死を体験する機会もそれほど多くはないでしょう。経験が乏しい事には右往左往するものです。
こんな時、やっぱり葬儀屋さんは頼りになります。実際、裏方に徹して四六時中、活動してくれています。しっかり頼ってみるといいと思います。何でも聞いてみること。そして、また自分はこうしたいと意見を言ってみるといいと思います。きっといい知恵を出してくれますから。
葬儀屋さんにいろいろ訪ねながら、バタバタと準備をして、通夜葬儀を迎えたのでした。