苦というもの

最近、自律神経は

本当に

悪さをします。

はっきりいって、

わずらわしい!

嫌だ!

そして

苦しい…。

このように思っています。

なんて後ろ向きなのでしょう(苦笑)

でも

自分の体ですから…、

仕方のないことです。

だましだまし

使っていくしかありません。

時がたてば

回復するのも

知っていますから…。

さて、タイトルにある

苦という漢字。

くさかんむり

と書くのです。

くさかんむりは、草花を表すもの

それが古くなっていく

これが苦の意味。

つまり

時間の経過とともに

物事が変わっていく(古くなっていく)

ということ。

若い何でもできる状態から

年を取り、

体の調子が悪くなり、

最期を迎える。

人生の最良のパートナーと出会い、

新たな生活を一緒に始まる。

などなど。

このような一連の

人生の中で起きるあらゆる変化と言っていい

流れが

そもそも

というのです。

悪いことだけでなく、良いことも、です。

英語でいう

リスクの意味に

近いかもしれません。

専門的には

諸行無常

とか

生老病死

というものです。

苦=諸行無常・生老病死

といっていいと考えます。

苦の中に生きる私たちは

苦から逃れられない…。

時と共に

立場と共に

常に変わっていく。

これが

諸法無我

絶対に変わらない

私(自我)

などないという教えです。

このことを

受け入れられれば、

絶対の自分を認めず、

時と共に

立場と共に

自分を変えていく決心がつけば、

涅槃寂静

つまり

心が平穏になる

というのです。

仏様の根本の教え

三宝印

というものです。

自律神経の悪さも

気候が良くなると

収まります。

あともう少し!

まるで地中に眠る食物の種が

地上に芽をだそうと

その時を待っているように

春を待ち遠しく思う

今日この頃です。

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