昨日の

続き、です。

供養とは、追善供養であると書きました。

そして

追善とは、

故人に代わって、

縁ある遺族や親しい人が

善行をすることと書きました。

では、

善行とは何でしょう?

法事をすることでしょうか?

大切だと思います。

法事をして、

故人に縁のある人々に

故人を思い出す機会を施すのですから。

また

法事で坊主の話を聞き、

仏教の説くこの世の真理なるものを知る機会を施すのですから。

でも善行は法事だけではないでしょう。

例えば、

家族に笑顔で接する

友人・知人と気持ちよく接する

ちょっとした募金をする

町のごみを一つ拾う

などなど

・・・

私たちの日常で、

この日常をちょっとだけでも

過ごしやすくする、

こんな行いはすべて善行となるのではないかと思うのです。

無理せず、

自分の今できる範囲で、

これがキーポイントではないかと思うのです。

自分の今の状況にたいして

背伸びしたような善行は

ずっと続くことはないですから!

些細な善行をずっと続けていく。

こっちの方が建設的です。

当教会としては、

ぜひ法事というものに意義を見出していただきたいですが、

まずは日常で善行をする、し続けていく。

こっからでもいいのでしょう。

故人を供養するため、

小さな善行を

続けていける自分になりたいものです。

私個人として、・・・もっと、頑張りたいものです(苦笑)

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