ドラマや劇では、

どうしても

主人公

を中心に物語が進みます。

だから

それ以外の人物などは

脇役

という形になります。

でもこれはドラマや劇の中の話。

私たちが生きている現実社会では、

誰もが

主人公であり、

また

脇役です。

自分という個から物事を見る時、

主人公であり、

相手から見られる自分という立場になった時、

脇役です。

主人公という役目は、

物語を前へ前へ進めていくし、

脇役はその前進に何らかの形で影響をあたえる存在でしょう。

私たちは互いに主人公であり、脇役。

自分の自己実現を目指しながら(もちろん、ほどほどにですが)、

他者の自己実現に影響を与えるのです。

結局、こう考えていくと、

お互い様

ということに尽きるでしょう。

自分が前進するために、

他者から影響を受け、

結果を出していく。

そして

自分も他者に対して同じことで報いる。

これがこの世の事実でしょう。現実でしょう。

誰もが主人公であり、脇役。

自分の物語をよく進め、

また

他者の物語もよく進むよう影響(彩)を添えていけるものとなる。

そして皆で良い方向に進んでいく。

こんな循環を目指しているのが、

本佛・お釈迦様のお悟りなのではないかと思っています。

…私は、自己中心的という煩悩に多々苦しめられ…、

思うようにできないことが少なからずありますが…、

それでも!!

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