忘れさせて下さる

昨日、

私たち人間は

この世を去ると、

また

この世に生まれ変わる

という

私の死生観というのでしょうか?

このようなことを書きました。

ただ

この死生観?

一つ不思議があります。

それは

生まれ変わったというのならば、

なぜ前世を覚えていないの?

ということ。

私たちが

この世を

本佛・お釈迦様が作られた

あるべき姿にするための

修行をしている存在とするならば、

前世で

自分が

なにをしたのか

これを知っておいた方がいいはずです。

でも・・・

忘れている。

どうしてでしょうか?

私が思うに

これは

本佛・お釈迦様の大慈大悲なのです。

前世でやったことを覚えていれば、

おそらくそのことで

私たちは打ちひしがれることになる。

なぜかというと、

私たちは

まだ修行が完成せず

生まれ変わってきているのです…。

このことから考えると、

きっと前世でうまく修業ができなかったのだろうと思うのです。

だから打ちひしがれるのではと考えています。

こうならないように

本佛・お釈迦様は

わたしたちが

新しい人生で

前世の負の遺産というのでしょうか?

つまり

自分の前世の行いを

忘れさせることで

また一から、

気持ちよく

修行が始められるようにお計らいくださったのだと思うのです。

これは身近なところで考えてみても

同じだと思うのです。

例えば、

実際の生活でも

過去の嫌なことなどは

忘れてしまった方が

今やこれからを

気持ちよく生きられるようになるものです。

私たちが前世を忘れているのは

本佛・お釈迦様の大慈大悲。

このように信じようと思うのです。

そして

本佛・お釈迦様から託された修行を

少しでも進めることができたらと思うのです。

お題目を唱えつつ、

頑張っていきたいものです。

春が近づき、

だいぶ

心身の不調が収まってきているようです✊

時の流れ、

諸行無常を

感じる今日この頃です。

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