いつまでも

続く命を持っている存在。

この方を

当教会の信仰では、

久遠実成本師釈迦牟尼仏

といいます。

別な言い方をするならば、

久遠の本佛・釈迦牟尼仏

となります。

この方がお持ちの永遠の命。

これは文字通りの命、

私たちが持っている命

とは違います。

この方がおっしゃる永遠の命とは、

お考えとか

思想とか

気持ち

といったものととらえていくのがいいと思っています。

だから

ただの命ではなく、

智慧の命と書いて、

慧命(えみょう)

といいます。

お題目の教えは、この慧命を

みなで共有することを目指す宗教です。

だから前提として、

私たちは誰でもこの慧命を体得できる存在だとします。

つまり誰でも仏に成れる、成仏できるということです。

この前提を認めて(信じて)お題目修行をし、

慧命を共有した人は、

本佛・お釈迦様と同体です。

永遠の命を体得した存在となります。

成仏を果たしたのです。

ではこの慧命とは、具体的にどんなお考えなのでしょうか?

きっと…、

自分勝手な考えを極力戒め、

人の考えを認めて、

お互いが納得する方法をとること。

win-winの関係を常に心がけるようになること。

もう何も考えずとも自然にこのように振舞えるようになること。

こういうことだと思っています。

とても難しいのはお分かりになることでしょう…。

仏さまはすごいですね。

慧命を我が物にしているのですから!!

翻って、

凡夫の私には、

まだまだまだまだ…、

とてもゴールは遠いと思わざるはえません。

ただ

慧命の共有がゴールなのだと

知っておくことは大切だと思っています。

特に有縁の方々、

このゴールを目指して、

毎日、お題目を唱えてまいりましょう!

一歩一歩、地道に、焦らずに!!

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